monoPack

標的型攻撃対策として、インターネット環境からネットワーク分離をすることにより外部からの脅威を遮断する方法が、近年話題になっております。地方公共団体の情報セキュリティにおける抜本的な対策として総務省の自治体情報システム強靭性向上モデルの中でも提唱され、今では自治体のみならず文教施設や、一般企業までもが、ネットワーク分離を検討しています。そのような中で、機器を2重に用意するのではなく今ある資源でなるべくコストをかけずにネットワーク分離を実現する方法として、シンクライアントが注目されています。
シンクライアント環境では、接続用の端末として専用のシンクライアント端末を用意することが一般的でしたが、monoPackは、既存の端末にUSBを挿すだけでシンクライアント化ができ、シンクライアント導入に関わるコストを抑え、且つセキュリティ面でも安心できます。

機能概要・特徴

monoPackは、USBブートにより、端末のシンクライアント化を実現します。

  • シンクライアント導入コストの削減
  • メンテナンスコストの削減
  • セキュリティの向上

monoPackは、WindowsあるいはMacの端末にUSBを挿して起動するだけで利用できます。古いスペックの端末など、既存の端末をそのまま使用できるため、新たにシンクライアント用に専用端末を用意するコストが削減できます。
利用する端末にディスクストレージは必要なくなります。これにより、ハード障害などによる端末の維持管理コストを削減できます。

USBには、設定情報い以外は保存されないため、重要データは端末内に残らず、情報漏洩などのセキュリティリスクを軽減できます。また、 アンチウイルス ソフトの更新など、ローカルに導入していたソフトウェアのメンテンンス負荷が軽減できます。
Windows OSをベースとしない独自開発のOSを利用することにより、起動時間が早いです。

monoPack 主な機能

monoPackは、利便性を高め、セキュリティ強化のための多彩な機能を搭載しています。

monoPack機能

monoPack 利用イメージ

社外で使用する場合、SSL-VPNなどを通じて接続でき、セキュリティ面で安心です。
また、無線LANにも対応しているため、自宅や、外出先でもセキュアにシステムへの接続が可能です。

monoPack利用イメージ

monoPack 画面イメージ

monoPackの一般利用モードの起動画面には、管理者モードからの設定により、使用するアイコンのみを表示できます。
PC内のハードディスクへのアクセスはできません。また、コピー&ペーストも利用できません。

monoPack画面イメージ

動作環境


動作環境はメーカーの製品仕様をご参照ください。
https://www.know-net.co.jp/security-monopack/



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