2019.09.13

テレワークでのプリント処理

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RPAの導入が進むと、会社での業務をソフトウェアロボットが代行してくれるので、企業に勤める人達は、在宅勤務などのテレワークが実現し易くなります。

テレワークでのプリント処理
まずテレワークを望む職種としては、外回りの営業マンとかをイメージし易いですが、セキュアに接続できるモバイル端末等の環境が整備されれば、日報や資料作成など、多くの作業や業務のやり取りが自宅でも可能になります。
仕事で必要なデータを家で取り扱いうには、セキュリティ対策が重要です。リスクを考えれば、家での仕事はインターネットから分離したいのですが、クラウドのWeb アプリケーションが多くなっている現状では、インターネットへの接続無しでは業務の適用範囲が制限されてしまいます。

セキュリティ上の理由から、自宅からは会社のファイルサーバへのアクセスを制限している企業は多いです。しかし、会社のデータを使って自宅で仕事をするケースは多いので、この問題を解決するためにクラウドストレージのサービスを利用してファイル共有することは有効な手段です。
編集や閲覧権限、暗号化など、各ベンダーのクラウドストレージはセキュリティが充実してきており、インターネット経由でセキュアなファイル共有が手軽に実現できます。中には、クラウドストレージに保管したファイルデータのウイルスチェックや、ファイル無害化の処理まで可能なサービスとかもあります。クラウドストレージでセキュリティチェックをすることで、会社のファイルサーバを直接アクセスして、自宅でマルウェア感染してしまったファイルを社内に侵蝕させてしまうというリスクを、軽減できるメリットもあります。

そんな中問題となるのが、客先に提出すべき資料などのプリント処理です。プリントするためだけに会社に行くのでは本 末転倒ですし、かといって、家にプリンタを置くには、場所も費用も必要ですし、レーザープリンターなどの高画質出力ができる機種を望めば尚更で、インクなどの維持管理も面倒です。
これについても、プリントすべきファイルをクラウドストレージに置いて、それをコンビニにあるマルチコピー機で印刷すれば、自宅にプリンタがなくても、外出先近くのコンビニで印刷が可能で、しかもインクジェットプリンタよりきれいに仕上がります。そうしたクラウドサービスの中には、コンビニのコピー機には、印刷したファイルが残らないのでセキュリティ面でも安心で、印刷料金は後払い清算のためコンビニでの支払い不要というものもあります。

テレワークの実現には、業務の自動化とともに、プリント処理の利便性やセキュリティも検討すべきす。


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