(このページで掲載しているプロダクトは、CCS プロダクトサービス事業部での取扱いを終了しております)
*各種ソリューションをご参照ください → メインフレーム

2020.08.24

ca-001

非SMS管理データセットのコントロール、及びSMS管理下のデータセットを統合管理したい

SMS管理下のデータセットはアロケーションやデータ増減にともなう各種コントロールを自動的に適用できますが、旧資産のデータセットは既存の処理が存在するためSMS管理下に置くことができません。
運用管理者としてはこれらのデータセットについてもSMS管理データセット同様にコントロールして、運用上の例外が発生しないようにしたい。

CA Allocateは、このようなデータセットに対してSMS同様に自動コントロールするための機能を提供します。
この機能により運用管理者・データ管理者は不測のエラーを抑制することが可能となり、運用効率を上げるとともに安定した運用システムを形成することが可能となります。

ca-001
IBM z/OSで提供されるストレージ管理サブシステム(SMS)は、z/OS上のデータセット処理を、3つのクラスとストレージグループで制御します。
この制御はACSルーチンというルールセットで自動制御され、データの割り当て(アロケーション)、割当量の増減、およびパフォーマンスをコントロールすることで、システムリソースの負荷を軽減することができます。

ただ、過去から引き継がれて利用されているデータセットをSMS管理化するには、命名の統一や資源の宣言などの様々な障壁があるため、いまだに非SMS管理データセットとSMS管理データセットを混在して利用しているユーザが多いです。
運用管理者やデータ管理者は、非SMS管理データセットが自動的にコントロールできないために、資源不足や属性不一致による処理中断に備えるべく、システムを監視しなければなりません。

・非SMSデータセットの自動コントロールが可能となる
・監視の自動化、ルールの適用で安定運用が可能となる
・例外処理の是正が自動化できる


CA Allocate DASD Space and Placement (*現在CCSプロダクトサービス事業部ではお取扱いしておりません)


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[区 分] メインフレーム
[環 境] z/OS
[タ グ] SMS, データセット
[関 連]
  • 増え続けるDASDへのスペース・アロケーション総量に上限値を設定し、アロケーション・スペース総量増加を抑制したい
  • DASD上のアロケーション・ルールを順守するよう自動化したい
  • データセットのアロケーション・スペース不足トラブルを自動的に解消したい
  • メインフレームのDASDスペース不足を防ぐため、不要・不急のデータセットを検索し処置したい
  • DASDフリー・スペース不足トラブルを防ぐため、必要以上にスペースをアロケーションしているデータセットを検索し処置したい
  • DASD内データセットの再配置によりフリースペース不足やI/O負荷集中等のトラブルを回避したい
  • DASDの有効利用の為、アロケーション・ルール違反や長期未使用データセットを洗い出し、今後の対策・対応処置の情報源としたい
  • メインフレーム環境に於けるバックアップ/リストア作業の迅速化・管理工数削減を図りたい
  • DASDフリー・スペース不足トラブルを防ぐためのマクロ的な視点での情報が必要
  • メインフレームにおけるIPLパラメータ変更管理の確実性向上
  • メインフレーム上のデータをオープン系システムに移すことなく、簡便にレポートを作成する
  • 富士通メインフレームのハードウエアを最適化したい

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