(このページで掲載しているプロダクトは、CCSプロダクトサービス事業部での取扱いを終了しております)
*各種ソリューションをご参照ください → メインフレーム

2020.10.19

ca-004

増え続けるDASDへのスペース・アロケーション総量に上限値を設定し、アロケーション・スペース総量増加を抑制したい

各ユーザーに無尽蔵ではない DASDスペース総量を意識させ、上限値を超えたアロケーション量が要求された場合は、自動的に中断させるようにして、アロケーション・スペース総量を抑制したい。

CA AllocateのQUOTA(クウォータ)機能を利用すれば、実現できます。

ca-004
a) あらかじめ、開発プロジェクト・グループにプログラム開発に必要と推測される DASD上のアロケーション・スペース総量を申請してもらい、
b) 申請内容に基づいて、開発プロジェクト・グループのユーザーID/データセットの第一修飾子等とアロケーション総量の上限値を CA AllocateのQUOTA(クウォータ)機能に設定します。
c) 以降で実行されるジョブにて CA Allocateが新規アロケーション要求を監視し、ユーザー・グループ内の総アロケーション量が申請に基づいた上限値を超える場合は、アロケーション処理を中断させます。
d) アロケーション要求が中断された場合は、ユーザーは回避策としてグループ内の不要・不急データセット群をOSのユティリティまたはCA Diskを利用し他の媒体に退避するなどしてから、DASD上から削除することになります。

以上の結果として DASD上の総アロケーション・スペース量を抑制することができます。

上限値設定によるDASDスペース・アロケーション総量の抑制


CA Allocate DASD Space and Placement QUOTA(クウォータ)機能 (*現在CCSプロダクトサービス事業部ではお取扱いしておりません)


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[区 分] メインフレーム
[環 境] z/OS
[タ グ] ストレージ管理
[関 連]
  • DASD上のアロケーション・ルールを順守するよう自動化したい
  • データセットのアロケーション・スペース不足トラブルを自動的に解消したい
  • 非SMS管理データセットのコントロール、及びSMS管理下のデータセットを統合管理したい
  • メインフレームのDASDスペース不足を防ぐため、不要・不急のデータセットを検索し処置したい
  • DASDフリー・スペース不足トラブルを防ぐため、必要以上にスペースをアロケーションしているデータセットを検索し処置したい
  • DASD内データセットの再配置によりフリースペース不足やI/O負荷集中等のトラブルを回避したい
  • DASDの有効利用の為、アロケーション・ルール違反や長期未使用データセットを洗い出し、今後の対策・対応処置の情報源としたい
  • メインフレーム環境に於けるバックアップ/リストア作業の迅速化・管理工数削減を図りたい
  • DASDフリー・スペース不足トラブルを防ぐためのマクロ的な視点での情報が必要
  • メインフレームにおけるIPLパラメータ変更管理の確実性向上
  • メインフレーム上のデータをオープン系システムに移すことなく、簡便にレポートを作成する
  • 富士通メインフレームのハードウエアを最適化したい

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