(このページで掲載しているプロダクトは、CCSプロダクトサービス事業部での取扱いを終了しております)
*各種ソリューションをご参照ください → メインフレーム

2020.08.01

cd-004

DASD内データセットの再配置によりフリースペース不足やI/O負荷集中等のトラブルを回避したい

DASD上のフルー・スペース不足による異常終了や、特定のDASDやオンライン処理用DASDにI/Oが集中し、システム全体のパフォーマンスが劣化する事象が発生することがありますが、これらのトラブルを可能な限り排除したい。

CA Diskのボリューム・コンフィギュレータ機能を利用する事により、効率的に各種のデータセットを再配置する事が出来ます。移動処理内容例としては

cd-004
1) I/Oパフォーマンスを求められる処理には、処理対応データセット・グループのみを配置(アロケーション)し、他の処理関連データセットは他のDASDへ移動します。

2) 大容量データ処理に対して事前にフリー・スペース確保の意味から各DASD毎に選択したデータセット・グループを まとめて他の複数のDASD群に移動配置します。

3) 運用規約に違反し、禁止されているDASDにアロケーションされたデータセット・グループを強制的に他のDASDに移動します。

ファイル編成が それぞれ異なるデータセットに対しても、上記の処理を1ジョブで高速に DASDからDASDへ直接移動する事が出来ます。

各データセット・グループの再配置により、管理・運用改善やフリー・スペース不足関連トラブル回避だけではなく、各DASDへのI/O負荷分散によるシステム全体のパフォーマンスを改善する事も出来ます。


CA Disk Backup and Restore ボリューム・コンフィギュレータ機能 (*現在CCSプロダクトサービス事業部ではお取扱いしておりません)


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[区 分] メインフレーム
[環 境] z/OS, MSP/EX, VOS3
[タ グ] ストレージ管理
[関 連]
  • メインフレーム環境で、DASDへの復元作業効率化のため、既存バックアップ媒体から重要データのみをコピーしたマスター・テープを作りたい
  • 新規開発/機能改善/仕様変更等で作成したアプリケーション・プログラムを本番データを使用して テストしたい
  • エンドユーザーが望むタイミングで データセットのバックアップ/リストアを実施したい
  • 区分データセット(PDS)の管理を自動化したい
  • 業務終了後のオンラインDASD上のデータセット・バックアップ処理を効率化したい
  • WORKディスク・グループ内の不要データセットを条件指定で自動削除したい
  • 多数のエクステントに分割したものや、使用率が逼迫している等の効率が低下しているVSAMの最適化(再編成)処理を自動化したい
  • メインフレームのDASDスペース不足を防ぐため、不要・不急のデータセットを検索し処置したい
  • DASDフリー・スペース不足トラブルを防ぐため、必要以上にスペースをアロケーションしているデータセットを検索し処置したい
  • DASDの有効利用の為、アロケーション・ルール違反や長期未使用データセットを洗い出し、今後の対策・対応処置の情報源としたい
  • メインフレーム環境に於けるバックアップ/リストア作業の迅速化・管理工数削減を図りたい
  • DASDフリー・スペース不足トラブルを防ぐためのマクロ的な視点での情報が必要
  • メインフレームにおけるIPLパラメータ変更管理の確実性向上
  • メインフレーム上のデータをオープン系システムに移すことなく、簡便にレポートを作成する
  • 富士通メインフレームのハードウエアを最適化したい

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