(このページで掲載しているプロダクトは、CCSプロダクトサービス事業部での取扱いを終了しております)
*各種ソリューションをご参照ください → メインフレーム

2020.09.23

cd-011

エンドユーザーが望むタイミングで データセットのバックアップ/リストアを実施したい

GDG(Generation Dataset Group:世代別データセット)がサポートしていない 区分データセットやVSAMデータセットについて、業務終了後だけではなく 内部データ更新前・後のタイミングでバックアップを取得したり、業務中に必要となったデータセットを直ちにDASDにリストアしたいという エンドユーザーからの要望を実現したい。

運用管理グループ側としては、1日の業務終了後にバックアップを取得するようにすれば、バックアップ処理負荷の軽減になりますが、エンドユーザーは、内容が更新された直後や更新直前、または新規作成直後に念のためのバックアップを取得したい等の要望があります。
また、業務によっては バックアップ済データセットが急遽必要となる場合もあります。 ただ、このようなタイミングで、バックアップ/リストア処理を実行する運用では、出力媒体の量とオペレータ負荷の大幅な増加につながってしまいます。

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そこで、解決策として CA Diskの DARCHIVE / DRESTORE / LISTREQ / DERASEコマンドをエンドユーザーに公開し、

1) エンドユーザーのバックアップやリストア処理の要求だけを上記のコマンドで受け付けておき

2) 受け付けた要求をセンター側で一括処理するタイミングを 例えば1時間おきに実施するように運用すれば

3) 入・出力媒体総量削減と オペレータの作業負荷軽減を実現できます。


ユーザーが望むタイミングのバックアップ/リストア処理実現とオペレータ負荷軽減


CA Disk Backup and Restore DARCHIVE / DRESTORE機能 (*現在CCSプロダクトサービス事業部ではお取扱いしておりません)


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[区 分] メインフレーム
[環 境] z/OS, MSP/EX, VOS3
[タ グ] ストレージ管理
[関 連]
  • メインフレーム環境で、DASDへの復元作業効率化のため、既存バックアップ媒体から重要データのみをコピーしたマスター・テープを作りたい
  • 新規開発/機能改善/仕様変更等で作成したアプリケーション・プログラムを本番データを使用して テストしたい
  • 区分データセット(PDS)の管理を自動化したい
  • 業務終了後のオンラインDASD上のデータセット・バックアップ処理を効率化したい
  • WORKディスク・グループ内の不要データセットを条件指定で自動削除したい
  • 多数のエクステントに分割したものや、使用率が逼迫している等の効率が低下しているVSAMの最適化(再編成)処理を自動化したい
  • メインフレームのDASDスペース不足を防ぐため、不要・不急のデータセットを検索し処置したい
  • DASDフリー・スペース不足トラブルを防ぐため、必要以上にスペースをアロケーションしているデータセットを検索し処置したい
  • DASD内データセットの再配置によりフリースペース不足やI/O負荷集中等のトラブルを回避したい
  • DASDの有効利用の為、アロケーション・ルール違反や長期未使用データセットを洗い出し、今後の対策・対応処置の情報源としたい
  • メインフレーム環境に於けるバックアップ/リストア作業の迅速化・管理工数削減を図りたい
  • DASDフリー・スペース不足トラブルを防ぐためのマクロ的な視点での情報が必要
  • メインフレームにおけるIPLパラメータ変更管理の確実性向上
  • メインフレーム上のデータをオープン系システムに移すことなく、簡便にレポートを作成する
  • 富士通メインフレームのハードウエアを最適化したい

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