2020.07.18

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テストデータとして本番データを使用する際の情報漏えい防止策(メインフレーム)

テストのために本番データを利用して、なるべく本番処理に近い稼働試験を行いたいが、派遣社員やパートがいるため、本番データを扱わせるのが心配だ。

テスト工程では、本番処理で利用するデータをそのまま使った疑似本番処理でのテストが必須となります。
しかし、開発部隊、テスト部隊には自社員以外の派遣社員が多数在籍しているため、本番データを利用させることによる情報漏えいのリスクが発生します。

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このリスクを最小限に抑え、かつ、本番処理にちかい稼働テストを行わせるには、本番データを機密データが秘匿されるように加工して、疑似本番データを作成・利用する方法があります。

本番データをマスキング(塗りつぶし)やスクランブル(変換)で加工する際に、MASKAMBLEのようなユーティリティを利用することで、なるべく本番に近いデータ形式とすることができます。
ユーティリティでは、名前は名前らしく、住所は住所らしく変換されるため、データをまるで本番データのように見せかけることができ、また、万が一情報が漏えいしても、実際には意味のないデータに変換されているため漏えいリスクを抑えることも可能となります。

・本番データさながらの疑似本番データを生成可能
・疑似データ利用で、テスト性能・効率向上
情報漏えいリスクも抑制


MASKAMBLE(マスカンブル)


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[区 分] メインフレーム
[環 境] z/OS, MSP
[タ グ] テストデータ
[関 連]
  • マルチフォーマットデータの特定レコードの情報のみを秘匿(マスク)したい
  • メインフレーム環境に於けるバックアップ/リストア作業の迅速化・管理工数削減を図りたい
  • DASDフリー・スペース不足トラブルを防ぐためのマクロ的な視点での情報が必要
  • メインフレーム上のデータをオープン系システムに移すことなく、簡便にレポートを作成する
  • 富士通メインフレームのハードウエアを最適化したい

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