2020.12.23

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夜間バッチ処理時間超過対策

日中はオンライン処理が稼働しているため、メンテナンスなどの整備・更新処理は夜間バッチ処理で運用している。
しかしデータ量の増加に伴って処理時間も増加しており、このままでは翌日のオンライン処理開始時間に影響がでる恐れがある。

バッチ処理にはソート、マージ、統合、分割、移動(コピー)、集計などのデータ加工処理やシステムの保守点検、バックアップ、開発試験、帳票出力などがあるが、その半分以上はデータ加工処理である。

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データのバックアップ、保守を経て残りの時間が更新のためのデータ加工となるが、これらの処理は、次の日のオンライン業務前には完了していなければならない。一方、各処理はデータ量に依存して処理時間が長くなるため、オンライン業務の開始時間を圧迫する恐れがある。

データユーティリティのSyncsort (z/OS, MSP版)を利用することで、データ加工処理時間を20%~50%削減することができる。さらにSyncsortは複数の特許技術でCPU能力や利用可能なメモリを有効活用するよう設計されているため、より少ないCPU利用量で最大限の処理効率を発揮することができる。

データ加工処理自身の処理時間削減とともに、すくないCPU利用により並行稼働する他処理の処理を活性化する効果をSyncsortの利用で実現することができるのである。

・バッチ処理のデータ加工処理時間を削減できる
・多くの処理で利用可能なリソースを有効活用できる
・オンライン業務の開始時間を維持できる


Syncsort MFX for z/OS


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[区 分] メインフレーム
[環 境] z/OS, MSP/EX
[タ グ] バッチ処理

[関 連]
  • メインフレーム上のデータをオープン系システムに移すことなく、簡便にレポートを作成する
  • 富士通メインフレームのハードウエアを最適化したい
  • DASDフリー・スペース不足トラブルを防ぐためのマクロ的な視点での情報が必要
  • メインフレームにおけるIPLパラメータ変更管理の確実性向上

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