2019.08.20
ITセキュリティの種類
ITセキュリティは、コンピュータやネットワーク機器などを管理維持する上で、企業や組織にとって大切な情報という資産を守らなければなりません。
そのセキュリティについて区分けする方法はいろいろありますが、分かりやすく分類すると大きくは5種類のタイプについて対策が必要です。
・ネットワークセキュリティ ・アプリケーションセキュリティ ・エンドポイントセキュリティ
・インターネットセキュリティ ・クラウドセキュリティ
但し、この区分はおのおのが密接に絡まっています。ネットワークといっても、ストレージからWeb サーバまでインターネットが必要で、アプリケーションは、サーバだけでなくPCでも稼働します。クラウド上にもデータベースがあり、あるアプリケーションのサービスも利用が増えてきており、いまやモバイル端末は、インターネット無しでは語れません。
そうなると、区分けをする意味があるのかということになりますが、それぞれのセキュリティ対策にと特化したセキュリティツールが存在するため、全体を連携して対策する必要はあるものの、適材適所で、セキュリティツールを利用しながら効率よく管理運用していくことが必要です。
残念ながら、セキュリティ対策すべき項目は多すぎて自力の対策ではとても対処できません。しかし、万能薬のようなすべてをカバーできるセキュリティツールは存在しないため、企業規模や予算に合わせて、有効なセキュリティツールを選択し、それを利用して可能な限り安全なセキュリティ対策をすべきです。
ITセキュリティには、サイバー攻撃に代表されるマルウェアやDDos攻撃などの脅威から守り、社内外からの情報資産の不正使用を防止するという大切な使命があります。
ITセキュリティ対策をとるということは、潜在的な脅威、あるいは悪意のある第三者からの脅威から守る上で、企業や組織にとって優先すべき最重要課題です。
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