プログラミング初心者のためのソフトウェアロボット作成の手引き①
サンプル起動編

[プログラミング経験のないイーセクターの女性営業が、ROBOWAREを使用した体験を元に作成しております]


「プログラミングが初めてでも、RPAを実現できるようなソフトウェアロボットって作れるの?」
はい、作れます。
「開発型RPAって難しそう」「どうやって作ったらいいの?」
そんな声にお応えして、実際にプログラミング未経験者が初めてROBOWAREでロボットを作成した体験をもとに ソフトウェアロボット開発の仕方を解説します。

プログラミング知識のない方でも説明に沿って実施してもらうだけで、今日からあなたもロボット開発者です。

ロボ01

 事前準備

 
ロボ02
開発で使用するPCをご用意下さい。
実際に自動化したい業務が動くPCで開発ができると設定が簡単です。
できれば、Windows環境の方が、自動化できる機能が多いです。
このPCにソフトウェアロボットのフレームワークであるROBOWAREを入れます。
ROBOWAREがあれば、あとはロボットにやってほしい業務をプログラミングで指示するだけで自動で動きます。

① ROBOWAREのプロダクトファイルの入手

図01

まず、ROBOWAREのプロダクトファイルを入手して、開発に使用するPCに保存して下さい。
トライアルにつきましては、ROBOWAREのパートナーにご相談頂くか、お問合せフォームよりお申込み下さい。

たとえば、ROBOWARE 1.1.2.11の場合、下記で構成されています。
•はじめてダウンロードされる方へ(pdf)
•ROBOWARE マニュアル
•ROBOWARE 資料
•ROBOWARE プロダクト

"はじめてダウンロードされる方へ"の手順に従って導入を進めます。

② 開発言語環境のインストールとセットアップ

図02

まずはじめに開発言語環境のインストールとセットアップを行ないます。
ROBOWAREの開発には、Ruby、PHP、JAVA、C#を選択できますが、今回は開発し易いスクリプト言語のRubyを例に進めます。

Rubyは、もちろんRubyの公式サイトよりダウンロード可能ですが、実績のあるインスト―ラーが、プロダクトファイルにありますので、それを使用します。

③ Rubyのインストール確認

図03

Rubyのインストーラーを起動して、Rubyを導入します。
インストールが完了すると、Windowsのスタートメニューに、Rubyのプログラムが表示されます。

④ ROBOWAREのインストール

図04

今回は、Windows環境ですので、RBF Professional-1.1.2.11.msiのインストーラーを起動して、ROBOWAREを導入します。
管理者権限で実行して下さい。
インストーラーをクリックするだけですので、とっても簡単にROBOWAREがPCに入ります。
(環境により、ROBOWAREをウィルス対策ソフトの検索除外に設定して下さい。)

⑤ ROBOWAREのインストール確認

図05

Windowsスタートメニューに「Robowiser Framework」が表示されていればインストールは完了です。
たったこれだけの作業で、ソフトウェアロボットが動く環境が整いました。
「RBF Manager」は別の管理ソフトウェアなのでインストールしなくてもロボット開発はできますが、必要に応じで導入して下さい。
(Robowiserは、ROBOWAREのプロダクト名称です。)

 サンプル実行

 
ロボ03
ROBOWAREをPCに入れたら、コーディングのサンプルを使って動かしてみましょう。
ROBOWAREには、開発する言語に合わせて、たくさんのサンプルスクリプトが用意されています。
サンプルには、APIの指定の仕方もコメント付きで記述されていますので、このサンプルを修正しながら、ソフトウェアロボットの作り方を習得することができます。

① サンプルの場所

図06

Windows環境にROBOWAREをインストールした場合、デフォルトでは、「C:\Program Files (x86)\Robowiser\RBF_Host\Samples」にサンプルがあります。
開発する言語ごとに、サンプルが用意されていますので、今回は、Rubyのフォルダを選択します。

② サンプルスクリプトのファイル

図07

サンプルスクリプトは多数あります。それぞれの内容を確認すると、どういった動作が可能かを見ることが出来ます。
「01_01_OpenClose.rb」を動かしてみます。

③ コマンドプロンプトの場所

図08

スタートメニューからコマンドプロンプトを表示させます。
場所は、「Windowsシステムツール」の中に、「コマンドプロンプト」という名称であります。
コマンドプロンプトは開発中は良く使うので、スタートメニューにピン留めするなど使いやすい場所に設置しておくことをお勧めします。

④ コマンドプロンプトを開く

図09

コマンドプロンプトを開きます。
サンプルスクリプトを実行する時は、まずはコマンドプロンプトから開くといいでしょう。
プログラミングをしていない人には見慣れない画面ですが、こちらのコマンドプロンプトを これから説明する通りに動かせばサンプルスクリプトを簡単に実行出来ます。

⑤ プログラムの場所指定

図10

まずは動かすプログラムのある場所を指示します。
「cd 〇〇(ファイルの置き場所)」という形で指示します。
今回は「C:\Program Files (x86)\Robowiser\RBF_Host\Samples\Ruby」と打ち込みます。

⑥ プログラムの場所確認

図11

サンプルプログラムの置き場所が指示できました。
次に動かすプログラムを指定します。

⑦ OpenCloseプログラムの実行

図12

「ruby 〇〇(動かすプログラム)」と入力します。
今回は、サンプルスクリプトの一番最初のOpenCloseのプログラムを実行してみるため、「ruby 01_01_OpenClose.rb」と打ち込みます。
このサンプルは、ROBOWAREがインストールされているPCにTCPセッションを開始して、終了するプログラムですが、中身を修正しなければ、自分自身に接続を試みます。

⑧ OpenCloseプログラムの実行結果確認

図13

「正常に終了しました。」のメッセージが出ました。
これはプログラムの稼働に成功したことを意味します。

これだけでは面白くないので、別のサンプルプログラムを動かしてみます。

⑨ メモ帳プログラムの実行

図14

「#001_メモを開いて説明します#V03.rb」を稼働させます。要領は前回と同じです。

⑩ メモ帳プログラムの実行結果確認

図15

メモが開いて文字を自動で入力できました。

 プログラム作成

 
ロボ04
サンプルをカスタマイズしてオリジナルのROBOWAREを動かしてみましょう。
コーディングのサンプルをうまく利用して、独自の意図した内容に修正しながらプログラミングをすれば、割と簡単にロボットを作成できます。

① メモ帳プログラムのカスタマイズ

図16

今度は自動入力される文字を書き換えてみましょう。
メモ帳のサンプルプログラムを開いて編集します。
今回はサクラエディタを使用します。
(TeraPadや、メモ帳などでも編集できます、お好きなテキストエディタをお選び下さい。)

② メモの表示文字の変更

図17

「Hello」を「Good Morning」にしてみましょう。
サンプルコード内で、変数に代入している文字を変更します。

③ メモ帳プログラムの別名保存

図18

「Good Morning」に書き換えました。これで保存します。
元のプログラムを残しておいたほうがいいので、別名(#001a_メモを開いて説明します#V03.rb)で保存します。

④ メモ帳プログラムの完成

図19

文字が変更されました。
APIがあるとはいえ、1からプログラムを作るのは大変なので、はじめはこのようにしてサンプルスクリプトを参考に変数を書き換えていくことをお勧めします。

慣れてきたら、自分のやりたいことをベースにいくつかのサンプルスクリプトを組み合わせて自分だけのプログラムを作っていくと良いでしょう。







( *次回は、RBF Managerrを使用して、自動実行する様子を解説いたします。 )



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