PerfecTwin事例1_eyecatch


クラウド移行における検証範囲の担保

PerfecTwinを、クラウド移行時のテストに適用した事例です。
移行費用負担を抑えながら、検証の品質を上げるという難しい課題がある中で、移行の対象はサーバとDBMSでこれらをクラウド環境へ移行するというものでした。


企業概要

CJ Freshway
総資産:1,484,727千ウォン(2022年度)
従業員数:6,300名

韓国を代表する食材流通・外食サービス会社、韓国最高のインフラとコアコンピタンスを基盤に、食文化のトレンドや、お客様のビジネス環境に最適化したソリューションを提供し、お客様のビジネスの成功に貢献する「食のビジネスパートナー」


導入背景 / 課題

■背景

オンプレのWebLogicサーバおよびOracle 11gで稼働している注文管理システムとホームページをAWSクラウドのApache Tomcat、Oracle RDS 19C、Postgresに移行

■課題

・運用者がクラウド移行を担当し、 顧客は移行されたシステムの品質検証行うが、高コストであるのに対し検証のカバー範囲が狭い ・エラー対応確認のための検証や、本番運用時の性能に問題がないかの検証方法に課題
  • ■MSP (Managed Service Provider) 運用者がクラウド移行を担当し、 顧客は移行されたシステムの品質検証を担当
  • ・現業の利用者が検証を行うが、高コストであるのに対し、検証のカバー範囲が低い
  • ・エラー対応の処置が正しく行われたかどうかの繰り返し検証や、本番運用時の性能に問題がないかを検証することが困難 (Load Runnerなど既存方式は性能検証の精度が低く、既存環境に比べて改善されたかどうかを確認できない)

  • 解決策

    PerfecTwinによる現新比較検証による実取引データによる新システムの動作検証の適用

  • ■適用(検証)システムをまるで本番化したかのようにテストでき、機能/性能欠陥を事前に検出・対応(潜在欠陥除去)
  • ① 大量の実取引データを用いてTO-BE(クラウドシステム)の機能/性能を、自動点検(計6,438件の欠陥措置済み)
  • ② DBおよびアプリケーションチューニング後、大量取引データを回帰テスト方式で再実行
  • ③ 欠陥識別及び措置までのリードタイムを短縮
  • ④ 既存システムのスループットを平均1TPSと認知したが、PerfecTwin適用過程で11TPSであることを確認し、クラウド資源算定に反映

  • 適用効果

    新システム(クラウド)上の機能・性能を自動検証し本番化前に修正DBに対する大量データ処理を回帰テスト方式で再実行現システムと新システムの処理時間検証結果を、クラウドの能力算定に反映

    クラウド移行による欠陥の可能性を事前に認識でき、機能/性能の潜在欠陥が対処できたことで本番化に成功したことを評価
    顧客の品質保証方針により、次段階事業にもPerfecTwin予算を反映







    お問合せ