ログの変換は、ログデータの構文解析後に、その中の項目やファイル形式を別の形式へ変更することです。
たとえば、バイナリーログをテキストに変換するような場合です。
ログの変換は、エージェントが、ログ管理サーバへログを転送するタイミングが多いですが、ログ管理システムが、ログを収集後、複数のログを同時に検索できるように、ログフォーマットを統一するために変換する場合もあります。
その多くは、ログ管理システムの機能として搭載しておりますが、中には、ETLツールなどを使用し、フォーマット変換を行う場合もあります。
そうしたツールとして、イーセクターでは、
DataMagic(データマジック)や、大規模であれば、
DataSpider Servista(データスパイダー サービスタ)を推奨しています。
ログの変換の目的の主なものは、ログ転送時のパフォーマンス向上や、ログ分析を行いやすくするための項目ごとのフォーマット統一などがあります。
ログの変換には、フィルタリング、ログの集約、ログの正規化などの操作も含まれることがあります。
*「フィルタリング」、「ログの集約」、「ログの正規化」を参照