(このページで掲載しているプロダクトは、CCSプロダクトサービス事業部での取扱いを終了しております)
*各種ソリューションをご参照ください → メインフレーム

2020.10.08

ca-003

DASD上のアロケーション・ルールを順守するよう自動化したい

バッチ処理/オンライン処理からデータセットを新規にDASD上にアロケーションする際に、ユーザーIDにより、データセット命名規約やアロケーション先ボリュームその他を運用ルールに沿うよう自動的に制御・管理したい。

運用管理グループ側としては、管理対象となるデータセットの命名規約や、新規アロケーション先ボリュームを定められている運用ルールに沿って決めてほしいものですが、エンド・ユーザー側ではルールから外れて アロケーションしてしまうケースが少なくありません。また、警告してもなかなか是正されません。

ca-003
そこで、解決策として CA Allocateの ボリューム・グループ機能を利用し、処理実行時のユーザーIDから
a) 自動的にアロケーションしようとするデータセットの第一修飾子をユーザーIDごとに割り当てられた名前に修正し
b) アロケーション先ボリュームをあらかじめ設定しておいたDASDボリューム・グループ内のボリュームを割り当てる

以上の運用を行えば、運用ルール違反を自動的に是正できます。

自動制御による運用ルールの順守


CA Allocate DASD Space and Placement ボリューム・グループ機能 (*現在CCSプロダクトサービス事業部ではお取扱いしておりません)


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[区 分] メインフレーム
[環 境] z/OS
[タ グ] ストレージ管理
[関 連]
  • 増え続けるDASDへのスペース・アロケーション総量に上限値を設定し、アロケーション・スペース総量増加を抑制したい
  • データセットのアロケーション・スペース不足トラブルを自動的に解消したい
  • 非SMS管理データセットのコントロール、及びSMS管理下のデータセットを統合管理したい
  • メインフレームのDASDスペース不足を防ぐため、不要・不急のデータセットを検索し処置したい
  • DASDフリー・スペース不足トラブルを防ぐため、必要以上にスペースをアロケーションしているデータセットを検索し処置したい
  • DASD内データセットの再配置によりフリースペース不足やI/O負荷集中等のトラブルを回避したい
  • DASDの有効利用の為、アロケーション・ルール違反や長期未使用データセットを洗い出し、今後の対策・対応処置の情報源としたい
  • メインフレーム環境に於けるバックアップ/リストア作業の迅速化・管理工数削減を図りたい
  • DASDフリー・スペース不足トラブルを防ぐためのマクロ的な視点での情報が必要
  • メインフレームにおけるIPLパラメータ変更管理の確実性向上
  • メインフレーム上のデータをオープン系システムに移すことなく、簡便にレポートを作成する
  • 富士通メインフレームのハードウエアを最適化したい

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